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doc_set 2007

II.導入シナリオ1)民生(家庭・業務)部門では、住宅やビルなどの躯体や家電機器、事務機器、ユーティリティ設備等のハードウェアの省エネを技術開発の促進やトップランナー規制等で推進すると共に、日々の生活・業務環境でエネルギーの使用方法の改善、すなわちソフトウェア的、システム的な省エネを推進することが重要である。特に住宅やビルは一度建設すると簡単に改修はできないことから躯体や設備が組み上がった状態での総合的な性能を事前に精度よく予測評価するための技術が重要である。さらに、高度情報化社会の広がりと共に普及が進みつつある情報ネットワークを活用したエネルギー・マネージメント・システム(HEMS/BEMS等)は、重点課題として関連の新技術開発や導入・普及を促進する必要がある。また、HEMS/BEMSの設置はそれ自体のエネルギー消費によって増エネになることから、待機電力の極小化や、導入・普及によって生じる省エネ効果と利便性の向上効果を十分に評価した上で適切な箇所に設置を進めることが肝要である。さらに、加速的な普及に向けては快適性の向上や安全性の向上などの付加的なサービスと一体となった省エネ技術の開発を進める必要がある。(2)家庭やオフィス等の現状から判断すると、「省エネルギー」は必ずしもエネルギー使用機器・設備のコスト・パーフォーマンスや事業の自立性という観点からは十分な力を持ち合わせていない。少子高齢化社会における「安心・安全」や「情報サービス」などと合わせた多様なサービス体系に組み込むことにより、コスト低減や導入の加速化を進める必要がある。加えて、民間レベルでは回避し難い事業リスクを緩和し、「省エネルギー」が事業として自立、強化できるための諸方策を、国のレベルでも積極的にとる必要がある。III.技術マップ及びロードマップ(1)技術マップ「快適で効率的な生活・業務環境の実現」に必要不可欠な省エネルギー技術開発を、「I. 基本的な考え方」に従い、「機器・設備の省エネ」と「建物・生活環境の省エネ」に区分し、省エネポテンシャルと技術の成熟度、経済性、及び他分野への波及効果の観点から重要度の高い以下の重点技術課題を選定し、技術マップを作成した。なお、家庭やオフィス等へのエネルギー供給関連の技術については他グループでの検討に委ね、以下ではエネルギー需要サイドから必要な技術を取上げた。(2)重点技術課題選定した重要技術は以下の通り。1)機器・設備の省エネ技術開発1高効率ヒートポンプCO2ヒートポンプ給湯器など自然冷媒を使用するヒートポンプ技術の小型・高性能化技術、及び冷温水器、空調機、乾燥機など、応用機器の研究開発。より一層の省エネ、温室効果ガスフリー、本質安全を兼ね備えた次世代冷凍技術の研究開発。ガスエンジンヒートポンプ、吸収式冷温水器などの高効率化に関する技術開発。